ご自身で商売をやっている方は
小規模企業共済を
ご存知の方も多いと思います。
月1,000円~7万円まで掛けられて
自営業者、小規模企業役員の
節税退職金積み立てという商品です。
僕は海外投資なんてのも
イロイロやりました。
利回り10%で説明を聞いた
ファンドで利回り10%を
維持しているモノに
出会った事がありません。
(あったら教えて下さい)
そして、、
まずは小規模企業共済が最強!
海外投資なんか
やる前に必須だと
思うようになりました。
理由は全額損金控除と
退職金控除にあります。
その独断と偏見とは?
ほぼ全ての投資商品は
「所得税を払った後」
の金額で投資しています。
しかし小規模企業共済は
「全額損金控除」です。
つまり納税前投資。
月7万円の掛け金を払うのに
実効税率30%の仮定で
納税後投資に10万円の所得が必要
納税前投資なら7万円で済んで3万円節約。
納税前投資から比べたら
最初から利回り30%ついている
様なもですよね~。
しかし、もっと凄いのは
将来に受け取るときに
「退職金控除」を受けられることです。
もし30歳から最大額の7万円を
かけ始めて65歳で受け取る
計算だと2870万円まで
積みあがります。
これが普通の単年度所得なら
50%納税で持って行かれます。
しかし退職金控除なら、、
35年かけているから
最初の20年の控除は800万円
残りの15年の控除は1050万円
合計1850万円控除で1020万円
まで課税所得が減り
さらに2分の1が課税所得になるので
申告所得は510万円の「分離課税」です。
510万円の所得税は20%の税率で
所得控除も使えるので収める税金は
約111万5千円、3.8%程度の税率となります。
計算はコチラ
カシオのkeisan!退職金計算
http://keisan.casio.jp/exec/system/1292387069
税金激安!だと思いませんか?
現在考えうる一番安い税率での受け取りです。
この制度をサラリーマン大家に当てはめると
勤めている企業の退職金なんて
あてにできなくなっていますよね。
「高校、大学卒業して勤め始めからカウントできる」ので
自分退職金を共済で積み立て40年分
の控除メリットがあります。
さらに子どもが就職したら役員にして
役員報酬=共済金で積み立てたら
税金ゼロで子どもに資産を渡せる。
そういう使い方も有効ですね。
それではみなさん
ごきげんよう。