不動産実務検定講師
不動産投資家育成協会講師
でも本業は大家さん
成田 勉です。
Waltonという会社の
アップデートセミナーに
行ってきました。
この会社は
ランドバンキングの
大手企業で信用力抜群
という噂で2010年6月に
1万ドル投資をしました。
ジョージアトランタです。
そして現在どうなっているかというと。。。
そもそも「ランドバンキング」
を知らない方も多いと思うので
解説です。
一言で言ってしまうと
「原野商法」です。
開発されなければ詐欺ですが
大手で向こうの年金機構も投資している
という話でした。
何もない原野をWaltonが
広大に買って1万ドル単位で
小分けして売る。
購入時の説明では
「近い将来開発されるのが
濃厚な場所を厳選している。
4年から6年で償還予定で
償還価格は2倍前後」
当時の説明で単純利回りが
20%超えていました。
不動産の表面利回りより著しく高く
運営経費もかからない。
6年ブロックして差し支えないなら
不動産投資をするより余程良く見えました。
今ならこんな投資に乗りません。
不動産実務検定1級の知識があれば
今やっている不動産投資の方が
自己資金に対する利回りもストックの早さも
こんなランドバンキングよりよほど早いです。
不動産実務検定1級について詳しく知りたい方はコチラ
http://blank-ex.com/L49149/e23/7771
で、8年目に入ってアップデートセミナーを
聞いているという事は未だに償還されていない。
講師の白人の説明を聞いていると
「リーマンショックの影響が
大きくて土地の流通が止まった。
でもトランプ政権の効果で土地が
値上がり始めています。」
ふーん
それで償還予定を見ると
2~5年後でした。
一昨年に聞いたアップデートセミナーでの
償還予定も2~5年後だったよなあ。。
ゴールポストが遠くに行ってるじゃん。
ちなみに償還の最長記録は24年だそうです。
買う時に言えよ!
このセミナーで言っていた平均償還倍率は
2.4倍と言っていていつかは買った時より高く
戻ってくるんでしょうが、生徒さんには
勧められませんね。
40歳までの人が年金代わりに絶対使わない
貯金の一部をいつ儲かるかわからない未来の為に
リスクの取れる範囲に絞って投資する。
これくらい限定すればありかもしれません。
いや、低金利の今、絶対に日本の不動産だわ。
それではごきげんよう。