生産化緑地の期限が来る2022年に
土地暴落するという悲観説があります。
僕は、そんなに悲観もしていないんですよね。
そもそも生産化緑地がどうしてできたか?
その理由は、当時時代がバブルで
都市圏の土地が暴騰し
「普通の人は家を持てない」
と言われていたんです。
だけど都会の農地は税金が格段に安かった。
そこで適当に柿の木やクリの木を
植えて課税を逃れているケースも
多かったのです。
きちんと農業をしない農地なら
宅地として供給させよう。
供給が増えれば土地価格の
下落圧力になります。
当時はそのような政策でした。
30年を経て今は全く真逆となっています。
生産化緑地が外れて宅地並み課税されるなら
地主さんは相続税対策の為にアパマンを
ぼこぼこ建てることになるでしょう。
アパート建設が止まらない!
こういう問題が表面化しつつある今、
そんな政策を放置するでしょうか?
むしろ現在は、都市部の農地を
いかにして守っていくか?
そういう方向性に動くと
僕は考えています。
もちろんこれは僕の予想で
必ずそうなると限りません。
今後、関連法案を改正して
本人が耕作しなくても
農地として優遇を受けられる様になると思います。
アパマン経営も「そこにお客様がいるから」
と普通の商売と同じ感覚で新築物件は建設される、
地主さんも本当のお年寄りを除き
ほとんどの人がネットで
調べ物をできるようになってきて
土地活用や35年一括借り上げ
なんて話に乗らなくなってくると
思っています。
楽観過ぎですかね?
投資は自己判断で行いましょう。
それではごきげんよう。