同じ物件を買っても
 キャッシュフローを厚くし
 節税にもなる方法があります。
それは
 「可能な限り長期で借りる」
 です。
融資期間を延ばすとCFが
 多くなるのは定説ですが
 なぜ節税になるのか説明する
 書籍は見かけたことがありません。
融資期間を延ばすと
 なぜ節税になるのか?
例えば3000万円借りたとします。
 話を単純化するために金利無し
 元金均等返済で説明します。
※元金均等返済の意味が解らない人はコチラをクリック
 http://www.flat35.com/faq/faq_208-4.html
5年で返すと年600万円返済
 10年で返すと年300万円返済
 20年で返すと年150万円返済
 30年で返すと年100万円返済
 当たり前ですね。
でも日本の複式帳簿では
 「元金返済は所得」とされています。
 所得である以上、元金返済額は
 「所得税を払った残りで返す」
 事となっています。
つまり600万円返済するという事は
 帳簿上600万円プラス所得税が必要です。
 実効税率40%なら1000万利益がないと返せません。
 400万円も税金が必要なんですね。
一方100万円返済だったら
 同じ実効税率40%でも66.6万円
 そもそも所得が減るので
 税率も下がるはずです。
 実効税率が20%なら25万円の
 税金で大丈夫なはずです。
※成田は税理士ではないので
 詳しくは税理士に確認してください。
ただし融資期間を延ばす
 デメリットもあります。
返済が遅くなるので
 簿価や積算価値より
 残債が多くなり、
 売るに売れない物件となる。
そんな可能性があります。
新築マンション、新築のマイホームは
 これに陥っているケースが多いですね。
これらのさじ加減も見ながらも
 不動産投資は「Cash is King!」です。
それではごきげんよう。
 
 
