相続のリバーススキーム

えー!

じぇんじぇんお金が無いじゃーん!

とひっくり返りそうになりました。

 

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相続のリバーススキーム

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今日の話はちょっと難解キャンディーズだったらごめんね。

てへ

 

むかーし昔

ある所にアパート持ちのお爺さんが居たそうな。

 

お爺さんは中卒で学歴が低く

若い時は貧乏だったけど

嫁に来た妻が大家さんを始めて

それが収入となっていたから

 

定年を迎えたら年金とお家賃で暮らしていけたけど

当主としてお殿様状態で財務諸表も読めず。

 

税理士任せにしていたら資産管理法人に

4千万円を貸し付けていたそうな。。

(痛そうなと書きたい無知っぷり。。)

 

これ昔話風に書いているけど

先日亡くなった父が

78歳の時に発覚した話です。

 

日本の資産家は資産があっても

相続税を払うお金が無い!

 

という事は結構あってその資産の比率が

不動産に偏っていることが多いのです。

 

なんで78歳で4000万円もの貸付があって

現金無いのに資産がある状態になったのか?

物件を叩きうるか借り入れを起こさないと相続税が払えません。。

 

それは毎年節税のために

役員報酬を帳簿上は払い出したり

父の分のお家賃があるのだけど

払ってなくて累積していたんです。

 

つまりこの時点まで顧問税理士さんは

相続に対する戦略なんてほとんど考えてなかったし

能動的に提案する能力も無かったように思います。

 

なので父名義の旗艦物件を

融資を受けて資産管理法人に売って

不動産から現金化し

 

その現金の中から保険をかけて相続することで

2000万円分を相続税ゼロにしました。

 

そして父への役員報酬無しで返済に充てる

父に新たな家賃が発生しないように

名義替えするなどして全部の相続税を

ゼロには出来なかったけど

無理なく払えるレベルにできました。

 

これも父が87歳まで生きてくれたから

時間稼ぎもできたのが大きかった。

 

そして保険で相続した2000万円分は

資産管理法人が負った借金に過ぎないから

全員で資産管理法人に貸し付けて

繰り上げ返済します。

 

これで借金が半分近くになって

返済額も半額近くに下がるから

経営は安定するはずです。

 

これらの流れを僕は

相続リバーススキームと

思っているのだけど

 

今回書いているウチの事例で

みんなに知っておいてもらいたいのは

 

自分たちが学んで知恵をつけて

「こうしたらどうだろう?」

「ほかに良い方法はあるのか?」

と質問すれば税理士さんは教えてくれるけど

 

学びもしない無知無知君には

戦略的提案をしてもらえると

過度な期待はしない方が良いという事です。

 

会話でも

「あの土地って〇〇特例使って評価を下げられますよね?」

と聞いたら使える可能性を探ってくれるけど

聞かなければほとんど特例使わずに相続するかな。。

 

不動産投資家育成協会のベーシックコースでは

こんな相続まではターゲットにしていないけど

戦略を知っているから僕は簡単なアドバイスはできる。

 

ただし自分から学んで能動的に動ける人でないと

成果にはつながらないと思うけどね^^

 

 

今日はここまで

それではごきげんよう

 

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